第6回福岡減税会★合同勉強会を開催しました

活動報告

こんにちは!北九州減税会です!

2024年8月3日(土)第6回目とのなる合同勉強会を開催しました。

北九州減税会が主催して行うのは初めてだったので緊張しました(汗)

今回は減税会のメンバーよりも政治家や関係者の方の方が参加人数が多いという異例の事態。

【北九州市議】井上純子市議、大久保無我市議、篠原研治市議

【福岡県議会議員】田中雅臣県議

【宗像市無所属】斎藤元孝氏

【国民民主党4区支部長】このみ亮太郎氏

にご参加いただきました。お忙しい中、駆け付けていただきありがとうございます。

勉強会の内容としては

  1. 福岡県61自治体「事務事業評価徹底公開」
  2. 国税・森林環境税と福岡県森林環境税
  3. 自由民権運動
  4. 自由主義について

テーマ別に担当を決め、減税会メンバーが1か月前から着々と学びを深めつつ準備を行いました。福岡減税会のメンバーは、自律分散型であり勝手にやるところがスゴイところ。強制されるわけでもなく、やりたいからやる。得手不得手を補うような感じで3年やってきたなぁと振り返り、じーんときてしまいました(泣くのはまだ早いぞ)

今回は前半の

  • 福岡県61自治体「事務事業評価徹底公開」
  • 国税・森林環境税と福岡県森林環境税

の2点について

福岡県61自治体「事務事業評価徹底公開」

今ではすっかり福岡減税会のシンボルとなった筑後広域公園のバネキングの説明から入り、これって税金4億円なんですよと言うと「え!」と空気が凍った気がしました。

私たちがなぜ、事務事業評価シートの徹底公開を求めているのかを上山信一氏の「行政評価」の時代~経営と顧客の視点から~を参考にしながら話しをしました。

偽物であるアウトプット指標ではなく、本物であるアウトカム指標の事務事業評価シートを公開していただきたいことを話し、また補足でメンバーから西宮市と福岡市を比較して事務事業の公開数が異なることを指摘。市民目線、政治家目線から多角的に話しができましたね。

議員さんから「北九州市の行政評価点検シートを見て議会報告をするけれど、西宮市の事務事業評価シートを初めて見て、北九州市のものは、これじゃ足らないと思いました」と言っていただけたのは嬉しかったです。

(あおい)

国税・森林環境税と福岡県森林環境税

まず、国税・森林環境税の租税としての問題点について

・本来、地方税においてのみ認められる「応益負担」の理論を国税に流用・悪用し、不公平な「人頭税」にしてしまった点

・課税主体(国)と支出主体(自治体)が異なるため目的税とは呼べず、増税の目的、政策効果が不明確で説明責任も果たせてない点

・国税なのに、自治体の条例などによって課税最低限が異なる点

・課税に先立って譲与税の配分するという異常な導入プロセスで増税を既成事実化している点

・森林整備のみを「特別扱い」する理由を説明できない点

などが挙げられ、さらにこれらのスキームを用いて前例主義の行政があらゆる政策で増税を企てる可能性があるということに触れました。

つづいて国税・森林環境税の導入による府県・森林環境税への影響について

・すでに導入済の府県税と一見して目的が同じである国税との使途の重複している点

・納税義務者が重なる個人住民税を標準とした課税ということで「二重課税」という点

・国税が「屋上屋を架す」ことへの懸念がある点

などが挙げられます。

国税・森林環境税と福岡県森林環境税。国、県それぞれの重複について、各自治体は、実施空間別、所有者管理意思の有無、森林経営に対する所有者の意向の反映具合、条例改正などにより、いかにもな「言い訳」をこじつけて、国税譲与税と府県税の「すみわけ」を行っています。

さらに、譲与税の使途の規定に木材利用の促進、普及啓発があるため、国税、府県税ともに使途を際限なく広げる元凶になっています。 (クマw被害が深刻ですが、あの方の建築に木材が多用されるのはこの辺りと関係があるかも?)

だからと言って、二重課税、国が屋上屋を架すという懸念については、何も解消していないんですよね。

本来であれば、様々な規制や補助金によって縛られている林業そのものを「稼げる」産業にするべきで、そのためには、減税と規制緩和が必要です!

結局、新たな財源を与えることで、役人が賢い頭脳を駆使して言い訳を構築し、新たなムダな事業が増えていくといった印象!。譲与税も多くの自治体で使い道がなく基金にため込んでいたということが発覚。

まさに、「税金は余っている」という状態。

使途についても林業体験等による啓発等を行っているが、それが当初の目的、CO2削減に繋がるのか疑問です。

加えて、やはり二重課税に見えるので、せめて県税(福岡県だとR4度:3,435,110千円、特別会計まで入れたR6度当初予算の1/1000強)くらいは行財政改革で捻出し超過課税は停止すべきかと。

譲与税を実際に使うのは市町村。市町村の議員の皆様にはしっかり使い道を監視し、事務事業評価を公開して住民にも見えるようにしていただきたいなと。参加していただいた議員の皆さんにも訴えさせていただきました。

(MHパパ) 

今回はここまで。

【国民民主党4区支部長】このみ亮太郎氏のXでポストしてくださったので載せておきます!いつもご参加いただきありがとうございます。

福岡県議の田中雅臣議員からもメッセージをいただきました!

「色々と初めて知ることもあり勉強になりました。今後ともよろしくお願い致します」

県政報告会で田中県議にお声がけし来ていただき感謝します。

今日も減税!明日も減税!令和の大減税!!

いつものように、最後に、、、

博多減税会福岡減税会北九州減税会では、#減税 と、#規制廃止 を求める仲間を募集しています。

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