博多減税会のお兄ちゃんMHパパさんの呼びかけにより2023年5月28日に第二回福岡減税会勉強会を開催!
参加者は合計11名(メンバー8名♪とスペシャルゲスト3名♪)
スペシャルゲストとして!!
福岡県議会議員 日本維新の会
新開 嵩将様
福岡市議会議員 自由民主党
中島 正裕様
福岡市中央区 無所属
浅香 さくら様
3名の皆様、お忙しい中ご参加いただきありがとうございます!!
今回のテーマは
①事務事業評価を見ていこう
②減税政策のメリット、デメリットについてフリートークで議論しよう
司会進行はぐーすかさん♪
事務事業評価を見ていこう
今回は博多減税会のMHパパと、北九州減税会のふく子が各々の切り口で事務事業評価の見方について説明しました。
MHパパ
福岡県 R4年度の事務事業評価書(既存事業分)の4事業分をピックアップ
1)ワンヘルス教育推進事業
2)私立高等学校ワンヘルス教育推進事業
3)「いただきます!福岡のおいしい幸せ」県民運動強化事業
4)「いただきます!福岡のおいしい幸せ」県民運動強化事業(アプリやWebを活用した教育・地産地消の推進)
⇒福岡県はワンヘルスというテーマのもと事業が組み込まれていることへのを指摘。型にはめてる?アプリやWebの活用については「これ、民間でやればいいんでは?」というわざわざ税金使ってやることなのか疑問の声あり
ふく子
似たようなテーマの事務事業評価シートを異なる地方自治体のものを4つピックアップ
1)福岡県 R4年度の事務事業評価書(既存事業分)より生活保護自立促進事業(被保護者就労支援事業)
2)福岡市 R4年度の事務事業マネジメントシート(R3年度実施分)より生活自立支援センター運営事業(新型コロナウイルス感染症含む)・住居確保給付金事業・ホームレス自立支援事業・就労準備支援事業・子どもの健全育成支援事業
3)茨城県那珂市 R4年度事務事業評価シート(評価対象年度R3年度)より生活困窮者自立支援事業
4)茨城県那珂市 R4年度事務事業評価シート(評価対象年度R3年度)より生活扶助費
⇒同じテーマに絞り、渡瀬裕哉先生の提唱された事務事業評価・レベル分け診断。レベルの高い那珂市のものと福岡県と福岡市のものを見比べ、公開されていない情報が多数あることを実感。県と市が同じテーマで事業をやっていることに関して税金の無駄ではという指摘あり
参考資料:福岡県の行政評価、福岡市事務事業点検制度、茨城県那珂市行政評価
※事務事業評価シートとはどんなものかぜひ見てみてください↑↑
減税政策のメリット、デメリットについてフリートークで議論しよう
事務事業評価シートについて話しが盛り上がり、こちらは駆け足という形になってしまいました。
減税を求めている私たちにとっては、メリットでしかないというのもあり、どうしたら減税政治ができるのかを自由に話し合う感じになりました。
現状として、減税するための予算がないということ。
その予算を生み出すためには25億円の県個人均等割り1000円を(福岡県民250万人を対象)なくす(全体予算2.5兆円)
↑福岡市、北九州市、久留米市との重複した事業を減らすことで事務コスト(県庁側職員)+民間コストが減る
これは2:1ルールと同じ(事業の2:1に)なるのでは!!との意見がでました。
参加者の声
中島正裕様へ感謝を込めて
限られた時間の中、福岡空港民間委託について規制緩和に繋がる貴重なお話しをしていただきました。高島市長のお考えや福岡市議会議員とのやりとり等、通常では伺うことができないお話しを聴くことができました。今回はお仕事の都合上、事務事業評価シートを一緒に確認することができませんでしたので次回もぜひご参加いただければ幸いです。中島様ありがとうございました!
浅香さくら様より
初めて参加する人でも楽しめる会だと思いました。私たちは生きているだけで税金がかかります。しかしどう使われているかは知りません。私たちの住んでいる街で「なるほど!こんな税金の使われ方をしているのか!」と知るキッカケが出来ました。ぜひ、みんなにも知って欲しいです。また参加させて下さい☆
新開嵩将様より
勉強会を通じて減税についての理解を深めることは重要な機会であり、事務事業評価についてのご指摘も大変貴重であると思っております。改革につきましては、行政の方のご意見も聞きながら、減税会として色々なご意見も聞きながら、減税会として色々なご意見をまとめて物事を前に進めていくことが大切であると感じました。私自身もお力になれますように励んで参ります。宜しくお願い致します。
福岡減税会メンバーより
初めてだったのでどんな感じか探り探りでしたが、こういう感じなのかちょっと分かって良かったというのがまずあり、今後はもっと上手くやりたいと思ったのでよろしくお願いいたします!
県議会議員や市議会議員、議員を目指している方と、減税会以外もバラエティに富んだ参加者の方々でした。皆様の着眼点や問題意識には、いつも頭が下がります。
事務事業評価を通して、行政の無駄が本当に多すぎるなと痛感します。
やっぱり事務事業評価シートを見れば見るほど無駄だなってものばかり。特に指標(ワンヘルスのこと)それは目的に繋がるのかと。個別の内容見てもキリがなさそうです。
「なぜ減税なのか」という自由主義に基づいた思想みたいなものを、議員さんたちと共有しなきゃですね。
得るものが多い勉強会だったと思います。月一でも週一でも新開議員さんの所にお邪魔して政策作りのお手伝いをできるならしたいです!
事務事業評価は自治体によって様々だなと改めてわかり、ツッコミ所も満載なんだなと。
3都市の事務事業評価シートを見比べて福岡県に対しても公開するようにアクションを起こしていきたいと思いました。今回は3名の政治関係者の方が参加され、事務事業評価シートを徹底公開する意味を少しでも感じとってもらえれば幸いです。
結構時間が経つのが早かったのでテーマは一つに絞った方がいいかもしれません。
まとめ
最終的に地方自治体にちゃんとした事務事業評価シートを公開してもらわなければ始まらないというシンプルな結論に至りました。
きちんと徹底公開されていれば、感情が入ってきにくいので冷静に情報を読むことができます。
各メンバーは地元の事務事業評価シート(公開しているところだけですが)を読んでいましたが、福岡県の事務事業評価シートを読むのは初めてだったメンバーも多かったです。感想としては想像よりは見やすかったけれど、公開している情報は少ないという感じです。
これからも各メンバー自律分散で事務事業評価シートを徹底公開することをまず目標に、減税に繋がるよう活動していきたいですね。
お疲れ様でした!!
ちなみに次回の司会はキタアカリさん!ご期待くださいませ♪
この度、神奈川減税会さんより、救国シンクタンク監修しがく総合研究所の冊子を手配していただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
※プライバシー保護の観点からゲスト3名およびメンバーから事前に公開範囲を確認させていただいています。
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