こんにちはこんばんは。
博多減税会の中の人、MHパパです。
またまた遅くなりましたが、筑後広域公園 の噂の3億円モニュメント!
バネキング の調査報告です。
これまでの経緯はこちら⇒税金3億円をかけた筑後広域公園のモニュメント調査報告 | 福岡減税会 (fukuoka-taxcut.com)
2023年の年明けに公開決定
1/13に届いた追加の議事録や資料、今回はA4で57枚。
ちなみに、公開請求の内容は、、、
「第2回以降の筑後広域公園モニュメント策定検討会議の議事録。事前準備段階での会議や、業者選定や予算に関わる内容のものがあれば全て」
会議が何度あったのか?どんな資料が使われたのか?など、何もわからないので、全てお願いすることにしました。
今回の開示された資料等については、3回に分けてTwitterで呟いたので、こちらもご覧ください。
(最後のツイート、つなぎ方ミスってて見にくいです。申し訳ありません。)
どーん!会議資料は31ページ(汗)
さて、令和3年3月25日の第1回モニュメント策定検討会議で使用された会議資料は31ページ。
会議では、公園の現況、モニュメントの整備方針、設置位置、内容(イメージやコンセプト)等が確認されました。この中で、「ランドマーク(モニュメント)を、主要な拠点をつなぎ、芸術・文化をテーマとした懸け橋と位置づけ、『アート・モニュメントロード』として文化・体験ゾーンへ新たな魅力を付加し、より有効に、公園全体のより広い活用を促す。」と、モニュメント設置の目的と期待される効果が示されました。
それぞれのモニュメントについても、規模や素材の要望、特徴などの設置方針、求められるものと効果を提示。そして、すべてのモニュメントに共通して求められていたのが「オリジナリティ」と「話題性」
ちなみに話題性(広報)については、Twitterで十三さくらねこの会 @juso_sakuraneko さんに教えていただいたのですが、広告代理店へ¥11,000,000で業務委託されていたとのこと。
(公募終了)(委託先候補者を追記)テレビ番組におけるワンヘルスの啓発推進業務委託に係る公募について – 福岡県庁ホームページ (fukuoka.lg.jp)
ホント!税金は余っていますね、、、
この会の資料の最後は、のちの「石龍」を誰に作ってもらうかについて。
郷土出身の代表的な作家が5名挙げられていましたが、うち2名は故人、1名は海外在住、もう1名は特徴が今回のテーマや周辺環境と整合性が低いということで、ほぼ自動的に、博多人形師の中村信喬氏に決定。
資料に「息子の中村弘峰氏との共同作業を行うことで、話題性も向上する」とコメントがありますが、まさかそのために、「福岡県文化賞」あげちゃったとかないですよね?
(福岡県だより 2023.3月号より)
さすがにそんなことはないと信じてます、、、
工事台帳によると、契約日R3.12.24。金額は¥33,000,000!
契約方法は「特命随意契約」。なんだかスッキリしませんが、
例の石龍は、能登のイカキングよりもお高かったみたいです(涙)
この後、第2回の筑後広域公園モニュメント策定検討会議の開催になるのですが、第1回の議事録によると、書面開催ということに。
各委員へ書面開催の依頼書、会議資料等が送られ、各々資料を参考に、モニュメントの内容について賛否を判断するわけです、、、
えっ、3億円以上の税金を使う事業の内容を、書面で!
第二回の会議資料は、前回の決定事項の確認、それぞれのモニュメントの具体的な内容、イメージパースなど。そんな中、基本イメージの作成を、九州芸文館第1期アート計画のプロデューサー、キュレーターの伊東順二氏に依頼。
「アートゲート」、「冒険小屋」は、構造的な問題で「建築物」扱いになるという指摘が、、、。
以降、この2つは「建築アート」ということになります。これによるコストの増加等は、考慮されたのだろうか?
ここで、イメージパースと実物の画像を、、、
まずはアートゲート/カーボンゲート、石龍のイメージ。
そして、実物。
続いて、冒険小屋/カーボンハットのイメージ。
そして、実物。
イメージと違いすぎて、大ショックです(涙)
ほとんどビニール傘、、、
そして、この書面表決書に賛否を記入して提出。
令和3年4月6日、表決結果が出ます。
当たり前のように、全員賛成
3億円以上もの税金を使うのに、議論されたような形跡は感じられず。
結果を受け、速やかにモニュメントを設置するため、設計等を進めていきます!と、県側からはコメント。
税金を納めるのがバカバカしくなってくる
この無駄な事業が、ワンヘルスの名のもとに行われています。県の事業ですが、ワンヘルスという大義名分は市町村のにまで広がっています。
長くなりましたので、今回はこの辺で。駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後に、、、
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